「2014年最強台風」と呼ばれているほど大型で非常に強い勢力を持つ台風19号がこの3連休にも日本列島を直撃するということで、前回の台風18号の教訓から事前に藤沢市の避難施設を確認しておこうと藤沢市のホームページを開いてみました。
藤沢市のホームページには防災情報に特化したコンテンツ「ふじさわ防災ナビ 防災インフォメーション」があります。
http://bosaiinfo.city.fujisawa.kanagawa.jp/
このページの左側メニューにある「避難施設情報」をクリックしまして
台風18号では大雨による河川の氾濫の危険性が高まり避難勧告が発令されたことから、「水害による避難が必要となる避難施設」を検索します。
[検索]ボタンをクリック。
0件。。。えっと、、
全地区0件。(^ー^;
では気を取り直して防災危機管理室のページにアクセスして避難施設について調べたいと思います。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bousai/
このページの担当コンテンツにある「避難施設運営マニュアル」をクリックします。
なんで表紙や目次が分割されているのか理解できませんがこちらから基本マニュアルをPDF形式でダウンロードすることができます。
基本マニュアル(PDF:259KB)
避難施設の運営については、ここではおいておきまして、このマニュアルを読む限り藤沢市の避難施設についての定義は以下のページに集約されております。
◎一時避難場所
まずは身の安全を確保!
自治会・町内会や自主防災組織などで集合場所(空き地や公園など)をあらかじめ決めておきましょう。できるだけ一時避難場所から団体で避難行動するようにしてください。
※ただし、津波のおそれがあるときは、一刻も早く高台や津波避難ビルに逃げる必要がありますので、個人で速やかに避難を行ってください◎広域避難場所、津波避難ビルなど
災害に応じて広場・高台へ!
大火災が起きたときは輻射(ふくしゃ)熱から身を守るために「広域避難場所」へ、津波の危険があるときは高度が確保される「津波一時避難場所・津波避難ビル」へ逃げましょう。◎避難施設
被害が大きい場合は公共施設に避難
家が倒壊したり、焼失したりした場合、学校などが避難施設となります。避難施設は、地域のライフラインの復旧、および被災した方が一定の生活ができるまでの期間をめどに開設します。
食料や防災資機材などを備蓄している防災備蓄倉庫があり、水や食料・トイレの提供などの生活支援を行います。
※避難施設・場所は、帰宅困難者も利用できます
避難施設の利用は「家が倒壊したり、焼失したり」と、災害が起きた後を前提に書かれていて、今回のようにこれから災害が起こる危険性が高いから事前に避難施設へ避難してくださいということは想定されておりません。あと地震、津波、火事の災害のことしか書いてなくて、河川の氾濫による洪水被害や浸水害、土砂災害についても記載する必要があるのではないかと思います。
ということで私のように水害による避難施設を事前にネットで調べた人は皆さんウェブ遭難にあっていることでしょう。もし万が一防災危機管理室の方がこのエントリを見ることがありましたらぜひ改善のほど宜しくお願い申し上げます。
役所に電話で問い合わせるって一般人にはとてもハードルが高いのと、これくらい情報提供はウェブで十分補完できる項目ですので、それにより職員の電話対応の手間が省けるだけでもメリットがあると思います。
それと今回も藤沢市民用「台風19号対策リンク集」をまとめましたのでこちらもご利用しながら随時最新情報を入手して安全を確保してください。
http://matome.naver.jp/odai/2141250083622732801