「陽だまりの彼女」読了。恋愛小説もたまには読んだ方がいいなと思いました。日頃照れくさくなったり、当たり前になってしまって忘れてしまう「感謝の気持ち」「おもいやり」を思い出させてくれるからです。恋愛小説ってそういう場面がこれでもかと出てくるじゃないですか。シミュレーション別の参考書のようなものです。
これは恋愛に限らず、友人や仕事仲間に対しても同じことが言えるわけで最近対人で問題があるなと思う人は恋愛小説を読むときっと答えが出ています。
この小説のあるシーンで新婚の主人公が休日に部屋で掃除機をかけようとしたところ、妻が部屋の真ん中でごろりと昼寝をしていた、私ならば「すいません、掃除機をかけたいのでちょっとどいてくれませぬか」というところだがこの主人公は妻にかける毛布を取りに行くのです。
こういう思いやりがまだまだ私に足りないところだなと勉強させていただきました。
この小説は10月に湘南を舞台に映画化されるようです。
http://www.hidamari-movie.com/