ネット選挙の雑感

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ネットメディアはマスメディアのカウンターメディアのように考えられがちですが、(例えばテレビに出まくっている人に勝つために、ネットで自ら情報を発信して対抗するような)。今回の山本太郎さんを見ていると、ネットメディアはマスメディアの補完ツールということがよく分かる。もともとマスメディアで有名になって影響力を持った人でないとネットメディアの効果を発揮することができない気がします。

【ネットメディアが効果を発揮する条件】
1.もともと有名人
2.普段からネットメディアを活用してフォロワーがたくさんいる
3.シングルイシュー
4.マスコミ(世の中の情報)は間違っていると主張をする

では有名人じゃない政治家はどうネットを活用すれば良いか。
政治家のネット活用は選挙期間中の広報よりも普段の政治活動を「見える化」させて問題提起、問題解決ヒントのアーカイブ蓄積を行うのと、SNSの双方向機能を使って市民に政治参画を促すのと、ソーシャルリスニングによる民意の分析に活用するのが望ましいといった感じでしょうか。結果として、それらが得票に繋がるのではないかと。