LINEの店舗オーナー向けビジネスサービス「LINE@」

LINE

今日は「LINE@」についてのセミナーを受講してきました。
「LINE@」とはLINEの公式ビジネスサービスで店舗オーナーやメディア、地方自治体が対象となっております。

LINE@公式サイト
https://biz.line.naver.jp/ja/

サービスの概要としては友達全員にメッセージが一斉送信できることと、「LINE@ナビ」というLINEのお店ポータルサイトにホームページが持てて掲載してもらえたり、店舗の近所でふるふるしてもらえば友達登録してもらえるようになったり、さらに「PRページ」といって写真や動画を掲載できるプロモーションページが持てたり、メッセージの開封率やPRページへアクセスしてくれた友達の統計を把握することもできるといういたせりつくせりなメニューとなっております。

公式アカウントの費用が3,000万円と言われるLINEのビジネスサービス、きっとLINE@もお高いんでしょ?と思っておりましたら、なんと月々5,000円で利用ができます。しかも自治体などの公共サービスアカウントでしたら無料です。

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https://biz.line.naver.jp/price/ja/

当然、LINE@はあらかじめ登録してくれた友達(お客さん)あてにメッセージが送れるというサービスなので広告ツールではありません。新規顧客を開拓するためには独自にネットやお店で「LINEに登録してください」とコツコツと友達を増やしていく必要はあります。

どうせアクセスしてもらえない独自のスマホサイトを制作しようと思っているお店はもうLINE@で十分じゃないかと思いました。独自サイトの制作費を考えると、ここまで充実したサービスが利用できるLINE@の利用料金年間6万円なんて格安すぎます。

サービスにおける注意点は以下の3点ですが、これも近々改善されていくということでした。
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セミナーを受けた感想としましては、このスマホ時代、独自サイトやアプリやクラウドサービスなどなど様々な選択肢がある中で、店舗オーナーは真剣に検討しなければならないサービスではないかと思いました。国内ユーザー数が5,000万人もいるLINEの登録者をターゲットにこれだけ手厚いサービスが月々5,000円で受けられるのです。

ただ、最大の問題点としましては自分でコツコツ貯めた友達リスト=「顧客リスト」なわけで、この貴重な情報をLINEに渡してしまうということです。

LINEは「ユーザーの電話番号しか個人情報は取得していません」と言っているので、ユーザーの氏名、住所、性別、生年月日なども分からず、LINE@からはLINEで使用している匿名(ユーザー名)しか顧客情報は渡してもらえません。

すなわちLINE@をやめてしまったり、もしくは規約違反でBANされたりしたら、一瞬で顧客リストもなくなってしまいます。

それらを覚悟の上で「メリットがある」と判断された店舗オーナーの方はぜひ始めてみてください。