ネット上で議論するまでには段階が必要

こみゅっと藤沢では現在、アンケートの設問項目に性別を入れるのは性に障がいにある人たちに対して配慮が足りないではないかという議論が行われております。

私は性の多様性を認めることは大事であり、もしアンケート協力者に嫌な思いをする人がいるのならば男女以外にも何か選択項目を設けるべきだと考えます。ただ、アンケートを取る側としてはより細かな分析を行うためにも協力者の属性を知る項目は少しでも多く取りたいなという感じです。

今回この問題で私が思ったのは、こういうデリケートな話題はネット上で議論すべきではないなということです。やはりお互い面識があり、信頼関係があり、相手の立場・価値観を尊重することが約束されていなければ、相手を傷つけることになり、建設的な議論にならないからです。

現に今回誹謗中傷だと抗議される方がいて、投稿が削除されました。

http://ecom-plat.jp/fujisawa/index.php?module=bbs&eid=14797&tid=280727

おそらく実際に対面しながら、相手の顔を見て、その表情や話し方を知ればきっとまったく違う対話になっていたと思うのです。

確かにネットは場所や時間を省いて議論ができるかもしれませんが、なんでもかんでも強引にそのプラットフォームに巻き込むのではなく、その使い方はもう少し様々な段階を経て利用するべきなのではないかと思った出来事でした。自戒を込めてそう思いました。

tiiki